最近はネット銀行の台頭により銀行からの振込手数料はもはや無料の時代になってきました。
僕は住信SBIネット銀行を2017年に口座開設してから振込時に手数料を払ったことはありません。
ところであなたはスマートプログラム(スマプロ)のランクはいくつでしょうか?
僕は少し前までランク2でしたが,最近ランク3になりました。
実はランク3の条件って割とカンタンに達成できるってご存知ですか?
僕にもできたのでその方法をご紹介します!
ランク2だと振込手数料の無料の回数が月に3回です。
月3回って実はあまり余裕がないんですよね。
ですがランク3にしておくことで回数を7回にできます。
実際に7回も使うことはあまりないですが,生活に余裕が生まれるのでおすすめですよ!
この記事はこんな人向けです:
- 住信SBIネット銀行でランク2の人
- 毎月の振込手数料無料回数が3回だとちょっと余裕がないと感じている人
- 手軽にランク3にできるならトライしてみたい人
正直もう少し早くやっておけばよかったです
住信SBIネット銀行のスマプロランク3の条件を簡単に達成する方法
住信SBIネット銀行のスマプロのランク3になるためのおすすめの方法は以下です。
- 外貨預金(普通)で米1ドル保有
- SBIハイブリッド預金の保有
- 給与・賞与の入金
順番に解説していきます。
スマプロのランク3の達成条件
各論に入る前に,前提としてスマプロのランク3の達成条件を確認しておきましょう。
住信SBIネット銀行のHPによると,ランク3は以下のⅢ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵのいずれかの条件を満たす場合だそうです。
Ⅲ | 総預金の月末残高が300万円以上 |
---|---|
Ⅳ | ロボアドバイザー資産運用残高の合計が月末時点で100万円以上 |
Ⅴ | 住宅ローンを利用 |
Ⅵ | 以下1~11の条件のうち3つ以上 1. 該当外貨預金(普通・定期)の月末残高あり 2. 仕組預金の月末残高あり 3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり 4. 純金積立月末時点でご契約あり 5. 給与、賞与または年金の月内ご入金あり 6. 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末残高あり 7. カードローンの月末残高あり(50万円以上2つにカウント) 8. スポーツくじ購入または公営競技ご入金の月内合計が2万円以上 9. ミライノ デビットの月末時点の確定金額が合計1万円以上(3万円以上2つにカウント) 10. クレジットカード「ミライノ カード(JCB)一般」の引落口座を当社に設定かつ当月確定(翌月引落)金額が1万円以上(5万円以上2つにカウント) 11. 当社口座からプリペイドカード「JAL Global WALLET」への円貨チャージの月内合計金額が1万円以上(3万円以上2つにカウント) |
このうち,Ⅲ・Ⅳ・Ⅴはハードル高いです。
預金300万円やロボアド(資産運用の自動売買ツール)で100万円以上運用は誰もが達成できるわけではありません。
住宅ローンも対象者は限定されます。
そうなると可能性が高そうなのはⅥですね。
ここから達成難易度が低い条件を3つ選べばよいわけで,僕は以下の3つがよいと考えます。
方法その1:外貨預金(普通)で米1ドル保有
1. 該当外貨預金(普通・定期)の月末残高ありに対応します。
外貨預金って何か難しそうですが,難しいことはなくて適当な外国の通貨を持てばよいのです。
しかも達成条件は月末残高がゼロでなければよいので,1円でもあれば達成できちゃいます。
取り扱っている外貨であれば米ドルでもユーロでも豪ドルでも何でもいいと思いますが,素直に馴染みのある米ドルでよいのではないでしょうか。
適当に1ドルほど持っておけばよいと思います。日本円で100円ぐらいですね。
外貨を持つと為替の影響で価値が下がることもありますが,100円が95円になっても大して痛くないですよね?
新興国の通貨を持つのはなんとなく怖いですが米ドルなら安心でしょう。
やり方ですが,住信SBIネット銀行のマイページにログインして外貨普通預金にアクセスします。
米ドル/円の「買付」をクリックしましょう。
以下の画面に移るので出金口座として普通預金の口座を選びます。
その他は適当でOKで,買付金額のところを入力します。
今回1ドル購入するなら米ドル指定を選択して1と入力します。
ここは適当ですね。円指定で100円とかでもいいでしょう。
入力できたらスクロールして確認する→次のページで確定すれば完了です。
1回行えばずっと持ち続けられるのでおすすめです。
方法その2:SBIハイブリッド預金の保有
3. SBIハイブリッド預金の月末残高ありに対応します。
SBIハイブリッド預金とはSBI証券と連携した預金システムであり,ここに預け入れた預金はSBI証券での買付余力に反映されます。
つまり株や投資信託を買うための資金として使えるということですね。
SBIハイブリッド預金を利用するためにはSBI証券の口座開設が別途必要です。
手続きが必要になりますが,口座維持手数料は無料ですし投資を全くするつもりがない人でも大丈夫です。
こちらも月末残高がゼロでなければOKなので1円でも入れておけばよいのですが,どうせなら使わないお金は多めに預け入れておくことを強くおすすめします。
金利が普通預金よりも高めだからですね。
普通預金が0.001%なのに対し,ハイブリッド預金は0.01%と10倍の金利です。
少額ですが毎月金利がもらえるのは結構嬉しいですよ。
方法その3:給与・賞与の入金
5. 給与、賞与または年金の月内ご入金ありに対応します。
これはお勤め先から頂いている給与の毎月の振込先として住信SBIネット銀行を指定すればOKです。
月内に入金があればよく,入金額は問わないので1円でも振り込まれれば達成できます。
僕の会社では複数の銀行への振込が可能です。
なので僕はメインバンクのゆうちょ銀行以外にSBI銀行に毎月2万円ほど入金してもらっています。
貯蓄や投資用のお金の管理に銀行を分けることに活用すれば一石二鳥ではないかと思いますね。
会社によっては対応していない場合もあるので,給与担当の方に確認してみるとよいでしょう。
注意点として,入出金明細から給与(賞与)が振り込まれていることが確認できる必要があります。
「振込」という表示ではランクの判定外となってしまいますのでご注意ください。
Q.〔スマートプログラム〕 給与(賞与)の振込先にしているのですが、ランクアップしません。
A. 入出金明細に「給与*○○○」または「賞与*○○○」と記載のあるもの(勤務先が「給与振込」として振込んでいるもの)が、ランクの判定条件の対象です。
勤務先によっては、給与であっても「振込」扱いで振込んでいる場合があります。その場合はランクの判定条件の対象となりませんので、ご了承ください。
住信SBIネット銀行HP Q&Aよくあるご質問より引用
他の達成条件がおすすめできない理由
以上の3つ以外の条件達成については基本的にはおすすめしません。
理由はいずれもお金が目減りする可能性があるかハードルが高いからです。
カードローンなどの設定は論外です。
お金を貯めたいのであれば原則としてローンの類にはお世話にならないのが鉄則でしょう。
スポーツくじなどや公営ギャンブルは遊びとしてなら許容できますが,毎月2万円はやりすぎです。
クレジットカードやプリペイド,デビットカードは,これらをメインカードとして普段から使用しているならよいでしょう。
ただ,ランク3のためにこれらをメイン使用にするのはあまり得策ではないように思います。
仕組預金や純金積立は一見悪くない選択のように見えますが,投機的な要素が含まれておりお金が目減りするリスクは少なからずあります。
十分にそれらの商品の性質を理解した上で取り組むならよいですが,よく知らないなら手を出さないのが無難です。
というわけでその他の達成条件については,「現時点で既に達成している」という人以外は新たにランク3条件達成のために申し込んだりしない方がよいでしょう。
まとめ:どうしても達成できないならランク2+楽天銀行でOK
住信SBIネット銀行でスマートプログラムでのランク3を達成する方法についてまとめました。
方法1~3でもっとも難易度が高いのは方法その3ですかね。
お勤め先のルールに依存するので,給与振込先を分けるのは難しいと言われたらそれで終了になってしまいます。
その場合はランク2で諦めましょう。
ただ代案として楽天銀行などの他のネット銀行の併用という選択肢があります。
楽天銀行でも毎月の振込手数料の無料回数はハッピープログラムのステージに応じて変動するので,上手く活用すれば手数料無料の回数を増やせます。
そもそもの目的は住信SBIネット銀行でランク3になることではなく,手数料無料の回数を増やすことです。
なので達成が難しいと分かったら早々に諦めちゃうのも手かと思います。
上手くこれらの手段を活用して賢いマネーライフを送りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
※楽天銀行の口座開設手順はこちらの記事にまとめているので併せてどうぞ。
どうせなら特典ポイントをもらいましょう!
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