ダイニングテーブルを検討していると,イスの種類でちょっと迷うかもしれません。
一般的には同じ形のイスを4つとか用意すると思いますが,ベンチという選択肢もあります。
「なんとなくおしゃれだし興味はあるんだけど,買ったら長く使うことになるし…」とベンチを導入することを迷っていませんか?
ここでは,実際に去年(2020年)我が家にニトリのNセレクションのベンチを導入した僕が,ベンチのメリットやデメリット,正直買ってよかったか?などをお伝えしたいと思います!
毎日の生活の一部になるアイテムなので失敗したくないですよね。僕も結構迷いました。
そんな昔の僕のような方に参考になれば幸いです!
この記事はこんな人向けです:
- ダイニングテーブルのセットを買おうと考えている人
- ベンチに興味があるけど失敗したくなくて購入をためらっている人
- ベンチのメリットやデメリットを知りたい人
- 実際に使っている人のガチレビューを知りたい人
ベンチってなんとなくオシャレな人が持っているイメージですよね
【失敗しない】ダイニングテーブルのベンチは買うべきか?【体験談】
結論からいうと「人によって合う・合わないがある。僕は買ってよかった」です。
ベンチには以下に示すメリット・デメリットがあり,僕のようにメリットがデメリットを上回るなら買い,ということかなと思います。
ベンチのメリット
- 料理の途中で休憩できてラク
- どの方向からも座れる
- 背もたれがなくて圧迫感が弱まる
- テーブルの下に収納できる
- イスよりも広くゆったり座れる
- 子供と一緒に座れる
- 安い
ベンチのデメリット
- 長く座るのには向かない
- 一緒に座る人に気をつかう
- 動かしづらい
順番に解説していきます。
ダイニングテーブルのベンチのメリット
メリット1:料理の途中で休憩できてラク
これは僕の奥さんが言っていた最大のメリットですね。
我が家はキッチンとダイニングテーブルが分かれていないダイニングキッチンです。
なのでキッチンで料理していて,ちょっと待ち時間があるとベンチをスッと出して座れるんです。
イスだと背もたれがあるので,クルッと回してから座ることになるんですよね。
ちょっとの差なのですが,このひと手間があるのとないのとで違うということなのでしょう。
ただこれは対面キッチンなど,ダイニングテーブルから距離があるとメリットにはならないですね。
ダイニングキッチンのタイプで,よく料理する方ならメリットを感じられるかもしれません。
メリット2:どの方向からも座れる
ベンチは背もたれがないので,後ろからでも座れます。
これが意外と快適です。
テーブルに料理を運んで一通りお皿など並べた後に,ひょいっと後ろからまたぐようにして食卓につけます。
もちろん普通のイスのように横からでもいいのですが,ショートカットになってラクなんですよね。
あとちょっと席を離れるときにも後ろから出られますね。
3人で座っていて出づらい時にも後ろを活用することができます。
メリット3:背もたれがなくて圧迫感が弱まる
よく「背もたれの高いイスを部屋に置くと圧迫感がある」と言われますよね。
ベンチには背もたれがないので,そのような心配がありません。
我が家には4人がけテーブルにイス2脚・子ども用イス1脚・ベンチがあります。
このベンチがテーブル全体の圧迫感を弱めてくれているんですよね。
我が家はリビングが8畳で食器棚なども置いてあるので,テーブルの圧迫感はなるべく抑えたいと思っていました。
それなりにリビングが広いご家庭ならあまり気にならないかもしれませんね。
メリット4:テーブルの下に収納できる
僕が考えるベンチの最大のメリットはこれですね。
ベンチはサイズを合わせればテーブルの下に完全に収納することができます。
メリット3にも似ていますが,収納してしまえば存在そのものがなくなるので,スペースをすごく広く感じると思いますよ。
特に我が家のようにダイニングキッチンで,キッチンのすぐそばにテーブルがある方にはおすすめです。
キッチンまわりのスペースはやっぱり広い方が圧倒的に作業がしやすいです。
料理や作業をする時にはテーブルの下にベンチをしまっておく。
ちょっと待ち時間とかあったらスッとベンチを出して座る。(くどいですかね)
このようなイメージができる人は検討の余地ありだと思います。
メリット5:イスよりも広くゆったり座れる
これは明らかですね。
座れる幅が一人用のイスよりも大きいので,特に一人で座るときにはゆったり感が味わえます。
ちょっと横に手をついて休憩ということもしやすいですしね。
僕は座っている時にたまに片足をイスに乗せたいことがあるので,そういう時にも重宝します。
実際に店舗でベンチに座って自分の好きな座り方ができるか確認してみるといいですよ!
メリット6:子供と一緒に座れる
子供と一緒に座れるのもいいですね。
すぐ横に子供を座らせてご飯をあげたりするのは結構やりやすいです。
僕の4歳の息子は割と子ども用イスに長時間座っていられるタイプですが,親戚の子などはご飯中にイスを降りて歩いてしまったりするそうですね。
なのでそういうお子さんがいるご家庭では,子供をちょっと横に座らせてご飯をあげるというのがやりやすいのはメリットを感じるように思います。
ご飯だけでなく,例えばテーブルで子供と一緒に絵を書いたり折り紙を折ったりするときに並んで座って作業すると子供は楽しそうですね。
大人のイスに座れるというのが子供にとっても特別感があって嬉しいのかもしれません。
メリット7:安い
一般的にはイス2脚よりもベンチ1つの方が安いです。
僕が買ったニトリのNコレクションの場合だと以下の通りですね。
イス1脚分の値段でベンチが1つ買えてしまいました。ニトリさんありがとうございます。
これはつまり,イス4脚を揃えるよりもイス2脚+ベンチの方がおトクということですね。
イスとベンチの値段比較(ニトリのNコレクションの場合)
- ダイニングチェア(NコレクションC-10肘付きMBR/DRDMO):15,000円
- ダイニングベンチ(NコレクションB-34 NA/DR-BE):15,000円
もちろんメーカーやイスのサイズ,ベンチのクオリティーなどにもよりますので,ご検討中のメーカーのイスやベンチで確認するとよいでしょう。
ダイニングテーブルのベンチのデメリット
デメリット1:長く座るのには向かない
長時間ベンチに座るのは向かないですね。
どうしても背もたれが欲しくなってしまいます。
なので,食後にゆっくりお茶でも飲んでリラックスしたいという人はイスを選択しておいた方が無難です。
ただ,ダイニングテーブルの全てのイスをベンチにするわけではないですよね。
なので,例えば普段はベンチを使うけど長時間くつろぎたいという時には背もたれのあるイスを使うとかでもいいと思いますよ!
組み合わせを考えてシーンに合わせて使い分けできるといいですね。
デメリット2:一緒に座る人に気をつかう
我が家ではあまりないシーンですが,ベンチならではのデメリットです。
テーブルからの距離って人によって微妙に違いますよね。
それを無意識にみんな調整していると思いますが,ベンチだと一緒に座っている人に合わせなければならないので,自分の最適な距離にならなかったりします。
このようなケースは,例えば4人がけテーブルに4人がフルで座るような家庭で起こりそうな感じですね。
その場合は素直にイスを4脚用意した方がいいと思います。
ベンチを導入するなら,そのベンチに座る人は通常1人,お客さんが来た時には2人になる場合もある,ぐらいの状況がいいでしょうね。
ちなみに我が家にはベンチの他にイスが2脚あるので,子供が寝た後に僕と奥さんでイスに座りながらゆっくりお茶を飲みながら話し合うこともよくやっています。
デメリット3:動かしづらい
ベンチは動かしづらいです。
イスに肘置きや背もたれがあれば持ち運びやすいですよね。
ベンチにはそれらがないうえ,横に長いので運ぶのがちょっとしんどいです。
では生活していてそんなに動かすシーンがあるかと言われると,実はそんなにありません。笑
ちょっとテーブルの下を掃除機かけたい時ぐらいですかね。
ご自身の生活スタイルを振り返ってみて,特に動かさなそうだなと思うならデメリットにはならないかもしれません。
まとめ:ダイニングテーブルのベンチは人によっては結構ハマると思う
ダイニングテーブルのベンチは人を選ぶ商品です。
万人にハマるタイプのものではないと思います。
ただ上で紹介してきたように,人によってはそれなりにメリットを感じられるはずです。
ここまでお読みいただいて割とメリットあるかも,と思った方は結構ハマるんじゃないですかね。
ニトリとか家具屋さんに行って実際に品物を見てみるとまたイメージが膨らみますよ。
この記事があなたの参考になったのであれば幸いです。
最後までお読みいただき,ありがとうございました!
※我が家で導入したボールプールについても解説していますのでご検討中の方はこちらの記事もぜひ。
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